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2004年12月26日(日曜日)

尾越杯賞品(?)指導碁を観戦するの巻

昨晩23時30分から第2回尾越杯の優勝賞品として指導碁が打たれました。碁についてはよくわかりませんが、以下雑駁に感想を。
まず指導碁をされる尾越先生は、KGSでは、 kirara のIDで指導碁を打っていらっしゃいます。『著書の勝敗の要・大ヨセ (日本棋院ライブラリー 碁敵に勝つ秘訣 5) 』 は他に類書を見ない好著で、KGS15kぐらいから上の人にはまずお勧めできると思います。小ヨセについての本は多いのですが、戦いと近接する大ヨセという分野に絞って書かれた本は、他には寡聞にしてあまり知りません。また、大ヨセのパターンをある程度類型化し、その心構えとともに書かれており、結構難しいという評判も聞くのですが、少なくとも心構えの部分だけは中級クラスでも心得ておくべきことだと思います。
対して、第二回尾越杯選手権者のVG00Mさんは、2ch棋院でも活躍されており、尾越杯は第一回に続いての防衛であります。
碁の内容についても少しは触れるべきなんでしょうが、高段の碁について論評しようとすると馬脚を現しそうなので…( つД`) 素人なので結果に注目しがちなのですが、一応結果は二子局コミ6目半で白4目半勝ちということでした。ただ、終局後のチャットを見ていると、コミについては設定ミスがあって、どちらもコミはないものとして打たれていたようで双方ともに黒2目勝ちということで納得されてたようです。では、仮に最初からコミが6目半のつもりで打っていたら、やはり小ヨセの打ち方とかが少し違ってきたのだろうかと疑問に思いました。私のレベルでは目算ができない ( やれとよく言われるけどできんもんはできん(´д⊂) ) のでわからないのですが、やはりプロ・高段のレベルだと最終盤ではほぼ一目単位で数えていそうです。
終局後、感想戦に移りましたが、前回に比べて心持ちあっさりしていたような気がしました。それでも尾越先生の指摘されたところはツボを得ていて、低級の私にとってもわからないなりに参考になりました。やや残念に思ったのは、VGさんの質問がやや少なかったのかなということです。おそらく先生の説明の中で疑問点はほぼ解消されたということもあったと思うのですが、ただ観戦している方からすれば、もっと鋭くつっこむところもあって欲しかったかなと思いました。とはいえ、あくまで「賞品」としての指導碁だったことを考えると、わざわざ観客にサービスする必要もないんでしょうけど。
今のところ知る限りでこの指導碁について書かれている感想は少ない ( なけどの二桁井戸端日記 ) のですが、追々増えていくのではないかと思います。

が、お前ら漏れのヘボイ先行感想にあまりつっこまないでやってください( つД`)

投稿者 BabelII : 2004年12月26日 17:39

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