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2004年12月29日(水曜日)

二桁多面打ち祭り

諸般の事情により今日は公式戦の対局なし。(´・ω・`) なぜか?(`・ω・´)

以前にも触れた二桁倶楽部 ( 最近は二桁の井戸端で定着中? )。そろそろ一局打とうかと思っていたら、2ch棋院一凶悪なネカマ ( このIDであの画像をあげるのは反則である。 ) ことmamikoコーチがそこで多面打ちを募集していた。 かつては9kを維持し万年9kと自称していた漏れのプライドからすれば (
参考画像(640x480 17kb) もはや笑うしかない漏れのグラフを見よ(´▽`*)アハハ ) 、二桁対象の指導碁なんぞ屈辱的ですらある。が、しかし、mamiko師と対局する千載一遇のチャンス。ここはドーンと当たって砕けるつもりで ( ひょっとするとふくよかかもしれない(;´Д`)ハァハァ ) 胸に飛び込んでみよう。mamiko師は5k、漏れは11kなので、一応は5子の差である。しかし、多面打ちであることを考慮すると、上手は全局的判断とかじっくりやる時間はないはず。ここは漢とばかり互先設定に変えて申し込む。( 正直言って、ほかの方への指導碁が本番で、漏れの分はいわば付録のつもりでした。 )
結局その時二桁部屋にいたほとんどの人が挑戦することになり、なんと7面打ち! まさに、神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! である。 ( 漏れの対局以外の詳細についてはここ参照 )

さて、黒を持った時に星と小目から小林流を目指すのは最近の漏れの定形。白は二連星から掛かりを受けずに白の小目に一間高がかり。いきなり積極的である。ここは当然挟む一手だが、どう挟むか迷う。51秒を投入して、最もややこしくなりそうな二間高ばさみ。これに対して白は大ゲイマかけ。1分16秒を費やして黒9は横につけ。これは定石書には載っていないのでおそらく定石はずれだろうか。ともかくいきなり勉強不足が露呈する。白16まで、ともかく黒はごめんなさいと一応生かしてもらって、白は外勢を張る。こうなると、挟んだ一子がいささか心細い。這ってばかりではどんどん白が厚くなる一方なので、ここらで切り上げて、白が手を抜いた左下隅に黒17と両がかり。白18のコスミに黒は三三に入る形。白20とかけられたので、隅をどちらから伸びるかの選択。一応下辺の地を取る意味もあってかけられたのと反対にのびる。白22は押さえ。左辺に手厚いけど、ここらあたり白も黒もややぬるいかなという気がする。
黒23左上掛かりに白は一間受け。黒は三間開き。一応定形だけど、いっそもうちょっと大きく開こうかと思ったところ。白26は左辺の星。打ち込みを嫌ったものと思われるけど、手番は黒に。ここで大いに悩む。今考えれば、黒7の石から星の一つ上あたりに二間に開くぐらいで堅かったような気がするが、対局中は右上星から小目にしまりとかを考えていた。結局、51秒を投じて、星から二間に開くが、これがかなり甘かったというか、どっちつかずで中途半端だった。白28と打ち込み。黒7の石を捨てては、白の勢力が働きすぎて、ちょっと地で足りない気分。やむを得ず動き出すが、ここらあたりものすごく芋臭い( つД`) 黒29,31とすべりを決めてから、33と中に飛び出し。重すぎる…_| ̄|○ 白34の飛びに黒35の飛びは右上隅の勢力を囲いにいってて微妙な感じ。いずれにせよ白36と飛び越されてはちょっと捕まらない感じ。黒がもがけばもがくほど白が固まっていくというどうしようもない碁形に(´д⊂) 黒37ののぞきを決めてしまっては黒39の継ぎが省けない感じで、白40と一応の封鎖風味。普通の対局なら黒もうダメポとなってたと思う。
黒41はもはやさばくというより紛れを求めにいった感じ。白42のはね出しに黒43と切って黒45のあてからグイグイ押す。白50で頭を押さえたのがやや疑問だったか?気が付いたら、白の壁が目なしになっている。対局中は、ポンポン打っていると意外と気が付かないもの。黒51とはね返すと、白52が省けない。黒53とあてて白54の逃げ。ここでかけ継いで逃げる形ができたかな…と思った時に、実は攻守逆転してそうなことに気づく。
いろいろ読んだ結果、黒55の切り。当然のことながらこの石が取られないのなら一番最強のはず。石を取りにいく時は、眼形を奪うことも大事だけど、小さく分断しておけば失敗した時の被害もたいがい小さい。 ( 大石を追っかけて結局生きられてオワというのはいつものパターン( つД`) ) 白62のアテにも継いでおいてほぼ大丈夫。白64から白は隅に生かしてください。黒67の下がりで場合によっては右辺だけで生きる手段を見ると同時に白の眼形も脅かす。白72はうっかりか?黒73以下白は助からないところ。ただし、微妙な利きは生じている。白74に黒75で眼形を奪いにいく。ここでは一応あとの変化も大体読めていたつもり。白76で中に一眼という最後のお願いだけど、黒77とあててから黒79と継いで、白80に黒81と強く差し込む。結局、黒83があたりになるので、黒85と曲がって三子取ったつもり。もっとも、このあたり、微妙な置き筋が残っていそうな気がしたけど、最後までわからなかった。
白86は利き。白88以下上辺に転戦。黒105は、ついうっかりというか勝手読みというか…( つД`) とにかく気がゆるんでしまっている…(´д⊂) 黒111で隅の手段を封じてここでは一応勝ったつもり。正直、こういったところの上手な守り方はわからない(´・ω・`)。もっとも、右下で大石しとめているものの、左上の白模様も大きく見えて、目算に自信がない漏れとしては、いまだに自信がない形勢。
黒121はコメントされているように兄弟げんか。ただ、右上の減りを最小にしたかったので…。ともかくもくろみ通り隅の地が固まる。ただ、ますます前述した置き筋やら何やらが怖い感じ。黒131は微妙で、二線に打っている方が筋っぽかった気がする。実戦はついついなぜダメなのかを実戦解決しにいってしまった手。
黒141まで打って、部屋の対局一覧でほかのところの成績を見ていると、すでに時間切れで終わっているところがあるのに気づく。自分のところの残り時間を忘れて、全体チャットでオイオイ切れてるyp発言していると、なんと白切れ負けのダイアログが…。 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工 時間足すの忘れててすみませんでした(´д⊂)
ということで最後は申し訳なかったのですが、一応形勢でも圧勝だったようです。正直、普通の対局ではあり得ない結果でした( つД`)
一応棋譜もあげておきます。文字コードの関係でCgoban2ではコメントがみれないと思うので、適当なもので見てください。( 基本的にコメントはほぼ消してありますが、所々残してあります<(_ _)> また、参考図を付加しているところもあります )

ほかも含めて終局後、感想戦に。やはり二桁部屋という性質を考えると、感想戦をせずにほっておくのではあまりにもったいない気がします。とはいえ、多面打ちなので6局分 ( 漏れの分はこのブログに自戦記を書くことで一局軽減。遅くなってすみません ) の感想戦をしたmamiko師はもはやネ申というか鉄人。すべて終わったのは午前5時近かったはずです。しかも、その内容も相手のいいところはきっちりほめるという感じで、まさに上手の鑑ですた。

続いて4d対19kの指導碁もあった模様。漏れは適当に茶々入れて途中で勘弁させてもらいますた( つД`)

ていうか、お前らまじめすぎますyp。二桁部屋って自虐系のネタ部屋だと思ってたのに( つД`)

p.s. 漏れのPC、なんかやばすぎ( つД`)

投稿者 BabelII : 2004年12月29日 20:30

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コメント

投稿者 srcvrbkmw : 2014年12月13日 20:48

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